電気柵に感電するシカ映像(シカ出没注意)

多くのシカが出没する畑で作物を守る

管理地域のシカの特徴

シカは一般的に昼夜を問わず活動し、草食性でほとんどの植物を食べます。特に春先などは芽吹いた新芽の部分を好んで食べます。映像の管理地域では夜に集団で現れますが、現在のところ昼に現れることはありません。シカは比較的臆病なので警戒しているのだと思われます。農作業時には常にスイーパーホーンを携行しシカが現れたらスイーパーホーンを鳴らして追い払うようにお願いしています。一度人に慣れてしまうと昼間でも姿を見せるようになり、奈良公園のシカのように人を警戒しなくなってしまいます。そうなると被害対策の効果が十分に出なくなってしまうからです。

感電して逃げるシカの映像

シカが電気柵に触れて感電する動画が撮影できたのでご覧ください。
アブコでは電気柵の管理を請け負っています。この畑では夜になると多くのシカが現れます。アブコが設置管理する電気柵は確実にシカの被害を防いでいます。状況によっては映像のように監視カメラを設置して作物を守っています。この地域に出没するシカは基本集団で行動します。1頭が電気柵で感電すると他の群れも一斉に走り出します。

対策管理の必要性

まずは周りにシカの餌場となるような場所をできるだけ無くします。その上で畑にシカが侵入してこないように対策を実施します。シカが飛び越えられない高さのメッシュ柵は有効ですが、設置費用が高いのと設置してしまうと安心して放置して周りの環境が悪くなることもあるので、この管理地域では設置費用が安い電気柵を設置しています。
電気柵を張る時の注意点ですが、シカは柵を飛び越えるだけではなくもぐりこむこともあるので、一番低い柵線は20㎝程度の高さにすることが必要です。またシカは電気柵に感電した際にびっくりして電気柵のポールを倒したり、柵の中に逆に飛び込んだりして柵を破壊することもあります。破壊された場合はすぐに修復して放置しないことが重要です。
アブコでは監視カメラを設して常に管理地域の状況を監視しているので、電気柵が破壊されてもすぐに対応します。

シカ対策フェンス
メッシュ柵
シカ対策電気柵
電気柵