依頼内容
畜産施設の家畜への病原菌観戦防止のため、野生動物が施設フェンスの近くにに近づかないようにして欲しい。

施設周辺実態調査
現状を把握するため施設周辺の実態調査を実施します。
畜産施設の周辺に多数のシカの糞を確認。

畜産施設周辺(敷地内、敷地外)に監視カメラを設置し、1週間の様子を記録、確認。


調査結果から集まってくる動物はイノシシとシカで2か所ある獣道を通って、図のフェンス左側に集まって20時~4時頃まで餌を漁っていることがわかった。
効果実験及び検証
事前検証
- 電気柵 △(管理が大変)
- 柵 ✕(2重に設置すると作業が困難になる)
- 音 〇(管理が楽)
- 光(LED、レーザー) ✕(ほぼ効果なし)
- ニオイ ✕(ほぼ効果なし)
音での効果検証
騒音問題を回避するため、比較的小さな音で効果を発揮するセンシング・インパルス方式のテスト機を使用して1週間の効果検証を実施。
結果
1週間対象動物がテスト装置付近に近づくことはなく、安定した効果が得られた。

対策打ち合わせ
対策予算に合わせて、音(センシング・インパルス方式)を用いて、畜産施設の外周に野生動物を排除しする特別製作品(システム)にて対策する方向で決定し、対策案を提出。

対策実施

図のようにセンサーとスピーカーをフェンスに設置し、 シカが侵入時8、9以外のセンサーがシカの侵入を検知し、カウントする。
シカがグレーの集まるポイントに来て、センサー8または9が反応し数秒後にスピーカーH、I、Gが反応し獣を追い払う。追い払われたシカは獣道へ逃げると、6のセンサーが反応しEのスピーカーが発音、さらに3のセンサーが反応し、Cのスピーカーが発音することで、シカを集まるポイントから遠ざけシカを敷地外へ追い払う。
結果
対策を実施した結果、3日間でほぼシカが畜産施設の周囲に現れなくなった。たまに侵入するシカがいても畜産施設防除システムが稼働し、シカを追い払って近づけなくなった。

